月食

冬はなかなか晴れないので期待していなかったら雲が動いて晴れ間から月食が見られた。完全に地球の影に隠れても赤銅色の不気味な色で輝いていた。不思議なのは皆既中の月があるのにすぐ下のオリオン座や周りの冬の星座が暗い星までくっきり見えていたこと。

慌ててコンパクトカメラのμ-Toughで夜景モードでとりあえず写してみたら、しっかり自動で4秒露出になり、拡大してみると、月の模様までは見えないものの色の雰囲気は撮れていた。オリオン座の四角形もうっすらと左下に写っている。

今度は1眼レフで20秒露出で撮ると星座はよく映ったが、そのかわり月は白く飛んでしまった。 でも月があるのにオリオン座の子三ツ星の真ん中のM42星雲が写るほどよく見えたのは驚きだ。日食の時も周りの星がよく見えると聞く。一生のうちにどこかで皆既日食を見たいもの。

最近の幾春別川

10月に5年ぶりの桂沢ダムからの送水管清掃が終わり、日中は放流が始まった。元気の良い若者が時々漕いでいたらしいが、昨年より早く雪が積もり最近は足跡は無い。発電が止まっていた間に手作りで瀬の改修を少しでもできればと呼びかけたが、その早い雪のお陰でとうとう出来ないまま年末に近くなってしまった。3月までには大型機械を入れて改修できるよう動いてみたい。