重機工事の業者が忙しく、ようやく都合がついたら遅くなって12月になり雪も積もる季節になってしまった。以前に購入した岩を掘り出し、流失した部分を嵌め込み充填したり、貯まった砂を掘って移動したりした。
1段目は右岸の袖が流失しているので修復。流路も新しい岩を数個嵌め込んで固めた。さらに上流の右岸側は流路が変わり岸の木の根元がえぐられていたので、左岸側に堆積した砂礫を掘って右岸に移動させた。さらにその上流右岸には大岩を2個置き、スラスタート用にエディとなるよう、また本流が右岸により過ぎて侵食をしないようにした。
2段目のi-cupの瀬は両岸の袖が発電量が多くなると水が越えてしまうので高さを上げてボリュームも増やし強化した。崩れていた右岸上流側も修復。
流路の左岸側は幅2m程が流失していたので、新しい岩をがっちり嵌めこんだ。
暗くなってからの画像なのでモノクロ写真のようだが、右岸の袖の中には新しい石を入れてあり、その上にエディに溜まった砂礫を張り付けたた。昼から降雪があって左岸は白くなっているが、こちらにも石と砂礫を詰めて高く、厚みもつけ越流しないようにしたが中央流路は以前と同じく狭いので放流後が少し心配。
3段目は左岸の袖部を強化して高くもした。流路は右岸側の巨礫を2個除去して流路幅を広げ、i-cupの瀬に影響しないよう水位が少し下がるようにした。流路も右岸側の置石が少し高く飛び出していてカヌーの底を擦るので入れ替えて高さを揃えた。
今回の修理で明日からの発電放流前にぎりぎり間に合った。今回の瀬の修理や石の購入には約30万程かかり、三笠カヌークラブの会計で賄うが、何人かの方々のご芳志とカヌー大会でのオークションから修理の基金として頂いているお陰が大きく、ここで深く感謝申し上げる。
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