2013年12月26日木曜日

幾春別川新コース

12/24撮影の放流量5t/s弱の桂沢ダムで湖は結氷してない。3月末まで発電のトンネルの接続工事でダム天端から放流しているということは、ダム直下から新しい川が流れている訳だ。

 その部分はたぶん誰も漕いでいない区間ではないか!なら3月までなら新しいコースで川下りが体験できる。下の画像は道々の覆道が始まる直前を右折した桂橋からの下流を見る。
下の画像は電源開発の駐車場(右岸)から見た流れ。この上流の湯の元温泉との間に木が横たわってストレーナになっているところがあり要注意だ。
見えた範囲ではそれほど難しそうには見えなかった。未知なる部分なのでこの時にしか水がないとすると今しかない。水量がそこそこあれば暖かい日にチャレンジしたいもの。

2013年12月9日月曜日

12/1賑わう幾春別川

12月に入っても寒さを物ともしない面々が10数名も集まっていた。そういう私もカナディアンで挑戦。1段目の瀬をサイドサーフィンしたが上流に引っ張られて撃沈し、フルロール叶わず泳いだ。













水量は15t/s弱でフリースタイルの人もちょうど良いらしく1段目と2段目で縦横にクルクル回って改修の効果を喜んでいた。2段目の背の左岸袖が11月下旬の雨で26tになった時に越流して少し流失。右岸は僅かに越流したが、植生のお陰か最小限で済んでいる。3月末までに雨や急な雪解けで増水しない事を祈るばかり。

12/7~8は約40cmの重い雪が降った。放流量は1週間で半分に減って6.5t/s。














2013年11月13日水曜日

一気に雪景色

11日午後から降りだした雪が12日の朝で30cm積もり、昼間も降ってさらに30cm。今朝は晴れて40cm。市の幾春別町のデータだと3日間で累積69cmだそう。















スキー場も真っ白に。ただし累積積雪が2m位になり、寒気が来て湿地や水路の溝が埋まらないとこのスキー場はオープンできないのが悩みの種。安全祈願祭が12/3なのでその前後にたっぷり降雪があれば、12/7が最速だが、いつも月後半になってしまう。
















放流量は撮影時10t/sだったが、現在は8t/s。降雪あれば増えるのなら冬中もそこそこの流量が出る。となれば12月にも漕ぎ納め、1月にも初漕ぎができるのでは? また現在水も濁っているが、年末ごろには澄んでくると思う。                                                                      

2013年11月7日木曜日

紅葉その7

いつもの崖の紅葉はほとんど散ってしまい、落葉樹は冬枯れの状態。






















今はクリとカラマツの黄葉が見事。カラマツの葉が落ちる頃に雪が降ると言われているが、明日は12月中旬並みの寒波が来て雪という予報だ。一気に白い景色になりそう。

2013年11月2日土曜日

紅葉その6

いよいよ紅葉も終盤。葉も落ち始めて後ろの山並みが見えてきました















1段目の瀬で河畔の木はほとんど葉が落ちて遠くのカラマツの黄色が盛りです。













3日前の落ち葉集めで、ヤマモミジは半分葉が残っていましたが、今日は全て散ってしまいました。集積した落ち葉は何年かたって掘り返すと良い土になっています。



















2013年10月28日月曜日

紅葉その5

ウルシやヤマモミジの真っ赤な葉は落ちて、黄土色っぽいミズナラと黄金色のイタヤカエデの葉が今は最盛期でしょうか。














先週木曜日に降った雨で越流量10t/sを越えたが今日は8t/sまで減っています。
2段目のi-cupの瀬

2013年10月25日金曜日

紅葉その4

紅葉そろそろ最盛期に近いようです。週末寒気入ってさらに風が吹くと一気に葉が落ちることでしょう。















10/22幾春別川のクリーンアップを行ないました。地域の方々が応援して頂き市内6箇所の橋から川岸のゴミ拾いでした。桂沢も水道企業団、ダム管理所、電源開発さんや地元やカヌークラブが参加し画像に写っていない方も入れて30人が協力頂きました。















幾春別川上流の桂沢ダムは発電のためのトンネルの分岐工事のため発電放流ストップですが、天端まで満水になって10/20から越流し始めました。今日の雨が結構多めで週末あたり12t/s位になるそうで、改修した三つの瀬がどのような流れになるか楽しみです。


2013年10月21日月曜日

紅葉その3

かなり紅葉が進んだ。昨日は桂沢湖で紅葉祭りがあったよう。湖周辺が標高200m前後で、そのあたりが紅葉真っ盛りだったのでは? 先週道東ではかなり雪が降り、三笠も雪がうっすら積もった。

明日は幾春別川の河川清掃がある。昨日湖の水位が放流ゲートの天端に達して、自然放流が始まった。以前書いたように3月末まで発電取水トンネルの切り替え工事のためだ。現在放流量2.6t/sと数字は僅かであるが、川幅いっぱいに流れていて川の中に入ってのゴミ拾いは、胴長を履いても滑ると少々危険だ。






2013年10月11日金曜日

紅葉その2

前回投稿より1週間経ったが、ここのところ暖かめで紅葉は足踏み。でもだいぶ黄色が多くなり、ウルシの赤味は増した。

2013年10月4日金曜日

紅葉はじまる

大雪山では9月中旬に初雪が降ったそうだが、こちらも色がついてきた。















桂沢の紅葉ピークは最近夏が暑い関係か10/20~25と遅めだが、今年は例年より少し早く色づき始めたようだ。夜が急に涼しくなったからか。

2013年10月3日木曜日

幾春別川 瀬の改修 その2

9/5に書きこんだ作業前の画像と比べてください。
下流桂泉橋上から 作業前9/14         
同じ場所から 完成9/23

  

 
 
 
 
 
 
 
 


1段目の瀬  完成

 

 

 

 

 





 



2段目の瀬i-cupの瀬)完成

3段目の瀬 完成



2013年9月23日月曜日

幾春別川 瀬の改修

 春先の雨と雪解けによる桂沢ダムからのダム天端放流により画像の通り青い線のように越流し、袖が流失した。落ちた赤い線の部分を重機で戻す作業を河川事務所に申請したが予算が無いということだったが、三笠CCで作業をするという了解を得た。
作業前の1段目
 2段目(i-cupの瀬)
 3段目
 従来から瀬づくりに慣れているエスケー興業に依頼した所、火曜日から奥の現場に入るというタイミングに合わせて1日前の今日、作業を請け負ってくれた。下の画像は3段目の流失した右岸寄りを嵌め込みと流路巾を狭くするために積み上げている所。他の瀬も流失部分の岩を嵌め、袖を積み直した。
 桂泉橋下も橋脚下流が浅瀬になるので掘削した。
以下完了後の画像で、 下は下流から見た1段目。大きい岩を右岸の袖にはめ込み。上流左岸に堆積している小礫を岸の高さまで積み上げた。
 2段目両袖とも同様に積み上げた。流路部分も流失した部分を組み直して嵌めこみを強化した。
同じく2段目を上流右岸から見た修理状況
下流から見た3段目 流路右岸寄りの岩が流失したので嵌めこみ、さらに流路巾を狭めるた大岩を流路両端に嵌め込む。また両袖の流失部分を強化し補修する。午後には札学院OBのE藤さん、三笠CCのH井さんが手伝いに来てくれた。ありがとうございます。 
 
現在桂沢ダム水位は176.5m。181mになると流入した水がオーバーフローして流れてくる。先日の台風18号による大雨の時は3日で1雨量が50mm以上になり最大で120t以上の流入量があり、1日で2m以上水位が上がっている。10月に大雨が何回か降ると春先の60tを越えるような水が出ることがある。そうなると袖の上をまた越流し流されるのが心配。今度そうなったら次はコンクリートでも流し込みたい。
 今回の瀬の修理は業者の御配慮から10万弱で作業して頂いた。これに対しN野さん、U谷さん、北海道カヌー協会長、フリースタイル選手権実行委員会から作業費の半分以上の基金を頂いている。差額は三笠CCで負担するが、深く感謝申し上げる次第です。


2013年9月5日木曜日

発電停止

予告どおり8/21から発電による放流が止まり渇水状態になった。直後は残った水が濁っていたが1日たって澄んできたので写真をとってきた。5月連休後半のダム天端からの放流の力で、サーフィンスポットの瀬や袖が一部流された状況がよく分る。

1段目 右岸袖は12月に積んだ岩がかなり落ちてしまったが、中央の段差をつけた岩は流れていなかった。小さい岩でもがっちり嵌め込むと60t/s位の流れでも動かないことが判明。


















 

2段目 中央の岩が直下に落ちたが、4月にウィンチで引っ張って除去して置いた。天端放流のパワーでも中央部分はそれほど変化は無かったが、落ちて隙間が出来た部分を重機で岩を嵌め、全体をがっちり組み直したい。 右岸の袖部分もかなり流失しているので、これも重機で修復の必要あり。




















3段目 右岸側の岩が流失。これを嵌めなおして、12月に流路を広げたのを反省し、袖に持っていった大岩を詰めて流路を狭くしたい。これにより水位が上がり2段目の落差が減り、元のウェーブが戻ることを期待。右岸の袖もかなり流失しているので重機で修復。
































3月末まで発電のための送水管の分岐変更工事で、それまで発電放流はない。しかし湖が満水になれば天端からの放流もあるということだから、遅く(寒く)ならないうちに河川事務所に了解をとって修復工事をしたい。数年前のように維持工事として河川事務所が経費を見てくれれば助かるが。

2013年7月6日土曜日

2013幾春別川カップ

今年で21回となったカヌー大会。無事に終了、遅くなったが振り返ってみた。川のコンディションはは10日前まで20tを越す流量で、本番を想定した練習が今回は厳しかったのではと思う。また今回はコースを短くしたもののゲートセットも難しい所があり、全体にテクニカルだったが、皆各々の力に合わせていかにペナを食らわないかという工夫が見られ、なかなか見ごたえのある中味の濃いレースだった。
 


 
 
 
 
 










そろそろ回を重ねて大会もマンネリかと思いきや、さらに中味が進化している。メニューは変更ないが、レスキューリスクを上げるようにゴールポイントを変えたり、フリースタイルの場所を変えたりした。ゲート設置や申込み締め切りの早期化、学生さんへの事前ジャッジ講習などで本番前のドタバタも大幅に減らせた出艇順も事前公表ができ、運営上もスタッフの役割分担の徹底でミス無く、予定タイム通りに進められた。
 

反省点としてはレベルが高めのコースとなり、ビギナー向け、ファミリー向けの草レースから離れてきたこと。またMCCが目指しているカナディアンカヌーの普及がいまひとつなのか、参加者が減っていること。学生さんの参加が多くなっているこの大会に、社会人参加を増やしてカナディアンカヌーの交流も盛り上げなくてはと思う。まして今年は落合のカナディアンの大会が休止になってしまったので余計にそう思う。

大会前日の夜は20mm越す雨で、スタートは小雨模様だが予報どおり昼からは晴れた最近I-cupは晴れる」というジンクスが少々崩れてきたがトータルではイベント日和だった
2日目も予定時間通りに進み、表彰も今年は時間どおり15時にスタートでき、無事終了できた。今大会にも多くの方々の協力、協賛をいただき、また選手の協力も大きく、賑やかに楽しい大会が出来たことを感謝。


 
 
 

 

 


2013年5月28日火曜日

桂沢ダム上から放流

5/10夕方犬の散歩で幾春別川に向かうと、何やらダム放流の警告アナウンスが流れている。河川パトロ-ルの車も来て、ダムの上から放流が始まるという。慌てて連休中にセットしたカヌー大会用の旗門のポールやロープを持ち上げて増水に備える。直後水位が上がって間一髪間に合う。その後最大60/sの水が流れた。ダムからトンネルを通って発電放流する最大流量が約22t位だから、ダム上のゲートから40t弱の放流があった訳だ。
幾春別川では長年護岸工事の一環としてカヌーコース整備が認められ、3つの瀬が自然石によって半人工的な瀬が作られている。しかし昨年暮れにも三笠カヌークラブと有志による基金で修理を施されたばかりであったのに、最大発電量の3倍近くの放流があったので、多くのカヌー愛好家は瀬は流失したのでは?と思ったようだ。下の画像は5/11で約60t放流時。その下は5/13で約30tの時。瀬のニュアンスは多少変化したが健在で5/25,26の週末には多くの愛好家が集まった。
 
現在下の画像のように放流が25tと半分以下になり、幸い流路中央部ではガッチリ大岩が組まれているので、流失はなかったようだ。しかし袖に当たる部分は土砂混じりの大きい石などを積んだけなので、半分ほど流失してしまった。
今冬は昨年のような記録的豪雪ではなかったが、例年より多い降雪があり、それにもかかわらず4月に2週間以上、5月の連休中にも1週間近く連続して発電が止まり、桂沢ダムが急な気温上昇による融雪や、降雨があれば一気に満水になるのでは?と危惧してた通りの結果になってしまった。4月の低温で融雪が遅れ、流入が少ないので発電をあまりに抑え過ぎたからだ
 過去では3年前にもダム上からの放流があったがこの時は4~5日で終了している。が、今回は20日近くも連続放流している。毎年5/10の灌漑用放流開始に合わせて、ダム湖を満水にコントロールしていくのは、非常にテクニックがいると聞いているが、今回のダム上からの放流は発電機を通さない訳で、発電事業者の電源開発では大損失と聞いた。原発が停止していて火力に頼っている現在、この自然エネルギーを捨ててしまったのは、カヌー遊びの場所の損失以上に勿体無い話であった。