2018年5月8日火曜日

3/20瀬の改修

もう2か月も前だが河川事務所に申請して、i-Cupの瀬を中心に改修。返しが弱く落とされやすくなっているという対処としてまず両岸のエディに溜まった土砂を30~50㎝ほど掘削して岸や袖の補強に移動した。 
瀬の直下から3段目の瀬の右岸までを全体的に掘った。左岸はほとんど岩盤が出ているので袖下流のエディを掘り、袖の付け根部分を盛って脇から水漏れしないように補強。




i-Cupの瀬の流心部は30㎝程飛び出している岩を上流側に移動すべく積み直した。

















上流側も掘って嵌め込み、全体も平らになるように敷き詰めた。ほぼ1列にきれいに並べられたが、逆アーチにすればもっと返しが横長にできるかもしれない。
1段目上の右岸インカーブに溜まった土砂を掘り、岸に盛った。お陰で左岸にあった浸食防止の大岩に当たっていた水流が中心にずれ、ビギナーも岩に当たる恐怖感が大幅に減り、インカーブ側も上流に遡りやすくなった。
1週前の放流停止中に作業予定していた日に急に放流が始まり、作業ができないので延期を伝えたところ、河川事務所が翌週にできるようにかけあってくれて、放流を止めて頂いたが、電源開発さんにはその対応で非常に手数をかけてしまい申し訳ないことをした。しかし当日はダム管理支所長が祭日にも関わらず視察に来られて、色々とアドバイスを頂いた。
そして今回の改修でも使ったザウルスロボという木の伐採のために掴んだり、掘ったりできる重機の性能が岩や土砂の移動や設置に非常に有能ということで、3年目で慣れたオペレーターともども評価された。
この後、フル発電に近い放流20t/sが続いているがフリースタイラーからは昨シーズンから比べて、とても乗りやすくなったとお褒めの言葉を頂いている。

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