2011年4月12日火曜日

幾春別川 瀬修理

1ヶ月程前、河川事務所から護岸修理の維持工事が出たので瀬の修復ができた。昨年急激な融雪でダム天端放水で発電放流の3倍の量が流れ、護岸や人工の3つの瀬の袖の部分が流失してしまっていた。カヌー仲間の協力で2つ目のI-cupの瀬はかなり修復したが、今回重機を入れて大修理ができた。

(画像は1段目の瀬で右岸の流失した袖と護岸を盛っている所)

皆から頂いたレンタルトイレと修理の基金から巨石を購入する予定だったが積雪期で手に入らず、仕方なく周囲の流失した石を集めたので、強度が少し不足。天端放水があると流される可能性あり。しかし3つの瀬の袖は幅広く、厚みを持たせ流失しないよう工夫したつもり。(画像は1段目の瀬で流失した石を詰め、嵌め込みながら固めている所)


水の流れる中央部は1段目のみ積み直した。やはり石が小さいのと嵌め込み不足で左岸寄りの60cm程度の石が10個ほど流失してスロープ気味になって、その部分返しができなかった。その後放流停止時に人力で石を除けると返しが繋がった。が、V字になった頂点で艇が流されるかは未確認。(画像は放流12t/s)


2段目のI-cupの瀬は両岸とも幅を増やせた。右岸側はフルの22t(画像)ではわずか上を水を流れるので、近いうちに手積みで石を積めその上を植生を載せれば快適な見学場所になる。



3段目は両岸とも袖を高く積み直す。ここの水位が上がると直ぐ上のI-cupの瀬に影響が出るので、放流幅を広げるため右岸の巨石を1つ取り去ったがどうだうか?もう少し広げないとまだ水位が上がり気味? 今春雪解けが始まり発電開始されたが冬の積雪が例年より少なく、発電量は少な目と電源開発から聞いているが、昨年のようなダム天端放流が無いことを願う。

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