今年の三笠は雪少なく桂沢ダムの発電も絞り気味だったが、4/24に64mmも降って一気に水位が上昇。その日は1日で湖水位が1.5mも上昇し、最大流入量は208t/sも。5/1も雨が20mm程降っていて40t近い水が流入し、あと1m程で満水。毎日30cm位づつ上昇しているのであと3日も増え続けると去年同様ダム天端からの放流の可能性も。4月からの融雪時期の放流コントロールについては、判断が難しいことは承知しているが今年も担当者の読みが甘いと思っている。
昨年も雪少なく雪解けが遅いということで4月に10日も発電放流ストップした後、一気に融雪増水して5/6に緊急天端放流した。桂沢上流の雪の量は毎年多い少ないはあっても、年間通すと流入する水の量は毎年ほぼ一定と安定しているということをダム関係者や電源開発の方々から聞く。それで夏場の灌漑用水や水道も節水することがあまり無く、水には恵まれている。
なぜダム天端放流がいけないかというと、下流での急激な増水による氾濫の危険は勿論だが、天端からの放流は発電機を通らない勿体無い(電発にとっても北電への売上にならない)放流といえる。それより私らカヌー愛好家にとっては折角岩を積んでできた瀬(プレイスポット)が流されてしまうことだ。昨年の緊急放流では3倍の水量が流れ、袖の岸が流失し、人力や重機で夏と冬に修理したが、また今回もその恐れがあり心配である。今の雨が2日間続く予報だが、少ないことを祈っている。
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