2011年10月29日土曜日

瀬の改修計画

春にはダム放流こそなかったがフル発電の際、大雨と雪解けで支流からかなりの増水があり、袖部分がかなり流失した。来シーズンまでには重機を入れて、下記のとおり改修を考え、河川事務所に依頼する予定。

まず1段目は左岸の流失した黄緑部分を上流のクランクの大岩の余裕ある3個ほどを移動。次に赤矢印の流失した岩を緑部分に嵌め込む。そして堆積している上流の青色部分の礫を、えぐられている横右岸のスラのスタート地点に移動。 2段目は橙色の左岸が流失したのと、フル発電では袖が越流しているので盛り上げたい。青矢印には礫を入れたサンクネットが入っていたが、流失して空いている。これは現在問題ないが万一横の岩が動かないように適当な岩を嵌め込みたい。右岸はかなり人力で礫や砂利を入れて埋め戻したが、春にはまた越流すると流失するので、下流の礫や砂を盛り上げて、表面を緑化したい。これは人海戦術の方が重機より確実。私が犬の散歩がてら石を積んでいるが、現在発電止まっているので週末閑な方は石積みに来て下さい。結構楽しくハマルというか、やり始めるとやめられなくなります。手前の橙部分もブロックが落ちてきているので盛って修復。 3段目は春の改修で右岸を高く盛ったので流失しなかったが、左岸はフル発電の際、越流して舟が張り付くので盛り上げたい。右岸赤矢印の大岩を移動して固定する。この岩を取ると3段目の水位が下がり2段目の瀬との水位差ができて、返し波がつぶれにくくなると思う。役所の河川維持の予算(大型重機1日稼動と運搬費で13~15万)で無理であれば皆さんからトイレと瀬改修基金等を頂いている残りと三笠CC会計から出費したい。また書いたように2段目は人力でできるので、協力頂けるというお言葉も何人からか頂いているので11月中に日を決めたい。役所もそういう行動があると予算をつけやすいと聞く。

2011年10月27日木曜日

紅葉















紅葉も終わり今は葉が殆んど落ちて、雪が降るまで今ひとつ中途半端な季節。知り合いのドクターは毎年この時期になると鬱になってイライラしたり、対人関係を悪くするそうな。画像は1週間前の10/19自宅の裏



雨も良く降る。天気男だったが10/22道庁前庭での木登り(ツリーイング)体験会では小雨にやられた。しかしまだ登ったイチョウの葉が落ちてないので、他の出展者は厳しかったが、私達は濡れずに出来た。終了の15時から雨が強くなってきたので、まだ天気男は返上しなくても良いかな?


今イチョウはこのあたりでは鮮やかな黄色に色づいて落ち始めている。やはり札幌のほうが暖かいのか、もう少し遅れて「黄」葉するだろう。

2011年10月25日火曜日

幾春別川2日目(終章)

6月のI-cupの記事をまとめるのに4ヶ月もかかってしまったが、何とか最後のまとめに入ることが出来た


3年前から国体予選と併催となり、クラブ員もJINさんのJ級審判はじめ計10名が審判資格をとり、草レースとは言え、カヌー連盟から見てもコースも運営も基準にのっとった体制で開催できるようになってきていると思う。

2日目のワイルドウォーターでは男子は毎年優勝の山岡選手に北大水産の鹿野が挑戦したが及ばず2位。山岡は今回10月の山口国体のスプリントで堂々6位の入賞を果たした。昨年千葉国体で入賞した藤原は三笠CCに入り、惜しくも入賞には届かなかったが善戦した。この幾春別川での予選で勝ち抜き国体で活躍してくれていると思うと非常に嬉しい。これからももっと若い選手がここで力をつけて全国で活躍してくれることを期待している。

さて還暦の三好&私はダウンリバーのスイーパーとして赤いTシャツと赤い巾着帽子を被って拍手を受けて写真のように最後を飾った。閉会式前には恒例のクリーンアップ、また各クラブ対抗のスローロープ投げを行い旭川CCが的を当てて優勝した。また今回は東日本大震災の義援金協賛としてステッカーを作ったり、オークションを開き協賛を集められたことも大きな成果だった。
来年は20回を迎えるこの大会も節目を迎え、これからの運営が三笠CCだけでなく多くの学生さんや多くの愛好家がスタッフとしても参加して、続いてくれることを願っている。I-cupの元であるD-cupを開催してスタートを切ってくれたサンデープランニングの吉原氏に来年は感謝をこめて招待したいと思っている。手作りのこの草レースがここまで大きくなったことに支えてくれた多くの皆様に感謝申し上げる。

  特別ゴールドTシャツをゲットしたコンバインドのキングとクイーンの選手尚コンバインドレースの配点については3つの種目のばらつきを平準化するため、タイムやフリーススタイルのポイントに、一定の係数をかけ、さらにに1位からの隔たり割合をビハインドポイントとしているので、特にダウンリバーでのポイントは、一般ダウンリバーの選手のポイントは実測タイムであるがコンバインド選手は異なるので比較できないことを付け加えます。
またエントリー費の計算が少し複雑で間違えやすいので、来年からは落合の大会のように、エントリー1人2,000円、1種目毎に1,000円というように変更しようと考えています。

2011年10月24日月曜日

幾春別川カップ2日目(その3)

ダウンリバー








一般カヤックの部は4名のエントリー。12位は旭川医大の真鍋、関根が。3位は久々のカヤック出場の内田(三笠)で、久しぶりの賞状をもらって笑顔。女子はエントリー0は残念。


ペアは男女混合が3チームで優勝は本州からの幸重&諸墨ペア、2位は函館からの伊藤&渡辺ペア、3位は菅原&七海ペア。画像は中盤で3チームが大接近し、幸重ペアが抜け出る所。

男子組1位は村上(北大水産)と組んだ新人廣井(三笠)は途中水出ししたものの、沈せずゴール。村上はジャンケン大会で勝ちを子供に譲ってナイスガイな所を見せたり、ゲート張り等貢献度高かったので特別賞を渡す。常連の葛城ペアはいつも新人と組むことで毎回出場。今回は仕事相手の何と北大CCOGの弟、平岡をゲット。しかし1段目の瀬のあたりでは沈して流れる。今年は舟は壊さず最乗艇して2位!







ビギナーは安全策を取って、コースを短くしスラロームと同じ桂泉橋下でゴールとした。
男子は15名もエントリー。北大と帯畜が6名ずつに旭川医大が1名。これに三笠CCから新人2名が挑戦して見事12位を独占。優勝は何と中2の廣井が2位と1秒少しの差でゲット。昨年から始めたばかりだが素質良く、どんどん腕を上げている。同クラブの中3高木の頼もしいライバル。2位の筋野は7年前東京の御嶽で漕いでいたが、ブランクがあったので幾春別川の流れを見てかなりビビッて恐る恐るで緊張しての参加であたっが、見事入賞。3位には惜しくも0.05秒差で中田(帯畜)が入賞した。













女子は5名のエントリー。帯畜の武藤が優勝で、同じく2位の帯畜の香本をを10秒差でかわす。3位には旭川医大の合田、笑顔で楽しそうに漕いでいた。









新人も多く登場するこのレースは、伴走あり、再乗艇ありで行っているが、男子で3名女子で2名が途中棄権。沈して再スタートしたい人もいたと思うが、レスキュアーからストップをかけられた人が多かったと思う。セルフレスキューが本来だが、沈を繰り返すと消耗してハイポサーミアや、怪我の可能性もある。レスキュー体制にも限界があり、再乗艇を認めるかは今後課題を残す。

2011年10月21日金曜日

幾春別川カップ2日目(その2)

OCの部
カナディアンではエントリー5名だったがガンネルズの高木はエントリーしていたが何と1週間、日を間違えていたそうな。旭川CCの丸山はクローズドカナディアンでエントリーしたが1名しかいず、オープンに吸収して4名のエントリー。結果は13位とも三笠CCで佐藤雅彦が昨年に続き3部門ともトップを出して堂々のキング!カヤックの選手の中に入れてもスラで4位、ダウンリバーで3位に入る成績。2位には最近OCにも目覚めた神川。3位は常連の須美がとった。








タンデムもエントリー少なく大学のみの3チームで全て男女ぺアがそろった。1位には3部門ともトップを取った北大の成田&大林、2位には帯畜の黒木&白井組、北大鈴木&曽根。スラで沈脱しても残りの2部門出れば失格にはならないが、皆不通過のペナはたくさん食らったが、脱せずゴール。フリースタイルでは皆見事な撃沈で技を見せることも無かったが観客を楽しませてくれた。

2位のペアの笑顔がイイですね。

2011年10月1日土曜日

幾春別川カップ2日目

コンバインド 男子カヤック
他のレースに無いI-cupならではのユニークな複合競技である。3種目のスラローム、フリースタイル、ダウンリバーで技術とスピードの両方に強い選手を決める、まさに王者(キングとクイーン)を決める総合競技だ

                                            







昨年も優勝の藤崎(酪農)がフリースタイルではダントツの得点をとり、スラロームではノーペナルティの6位、ダウンリバーで10位だが、トータルで堂々のキングオブカヤッカーに。2位はわずかの差で西山(北大)がスラではノーペナの2位、フリーでも藤崎に迫る2位、ダウンリバーで8位。3位はキングを2回とったこともある毛利(山水)で、スラで1位、フリーで5位、ダウンリバーで4位をとる。なおカヤック部門のダウンリバーでは大家(北大)が最速の1位であった。

女子は3人でぎりぎり成立。藤原(三笠)がクイーンをゲット。スラでダントツの1位、フリーで1ポイントの差で1位、ダウンリバーでは2位 2位は近藤(忠類組)がダウンリバーでは国体ワイルドの代表選手である藤原より2.5秒上回る。3位は横田(酪農)が。




今まで北大がスラに強く、酪農や帯畜がフリースタイルが強いというのが定番だったが、最近は両者ともそれぞれ腕を磨き、北大もフリーで高得点を上げる者が増え、また酪農もしっかりフリーやダウンリバーでも速い選手もいて、見応えが非常に高まって来きている。社会人では力をつけてきているのが旭川CC。どんどんスラにフリーに幾春別川で腕を磨いて欲しい。それにしてもI-cupの瀬で常連の社会人が良く練習しているのだが、なかなかコンバインドレースに出てくれないのは少し寂しい。