2018年10月17日水曜日

瀬の改修

改修前には桂沢ダム管理支所の働きかけで幾春別川ダム建設事業所、嵩上げ工事の鹿島JVさんの協力を頂き、補填する岩を工事の採石場からダンプで5台も頂いた。
さらにスポットまでの連絡路にはダム嵩上げによる水道管新設工事の福中建設さんからは穴凹の修復にと砕石を敷いて頂き、巨岩10個も無料で頂いた。
改修は10/15、今回も私の会社にある丸太を掴んで掘削もできるザウルスロボというバックホウを使った。2段目の瀬では大岩を時間をかけてパズルのように嵌め合わせた。またダム管理支所長のアドバイスで上流側にも5m以上長めに岩を水平に積み直して強化。
さらに岩の隙間には小礫を撒き、さらにバールを使って人力で入念に詰め込んだ。袖部も頂いた岩で流失した部分を詰め直し、高さもUPさせた。
エディに堆積した土砂も相当な量で岸に寄せたが、これだけは2年に1回位取り除いても溜まってしまう。
3つの瀬の上・下流も流失した岩を寄せたり、袖を強化した。特に上流では袖を交互に置いて少しでも漕ぎあがれるようにし、さらに水流が護岸を削られないよう、岩の位置を変えたりして1日の作業を終えた。
経費は重機損料とオペ賃金、運搬料、油代その他で税抜き11万。このうち約半分の5万円はカヌー愛好者の瀬修復の協力金。残りは三笠カヌークラブが負担する。ほぼ1日中アドバイスしながら汗もかいて頂いた桂沢ダムの中島支所長には段取りから作業まで大変お世話になった。また協力いただいた開発局岩見沢河川事務所の方々、地域貢献してくれたゼネコン2社など以上の方々には深く感謝を申し上げる。

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