2010年9月23日木曜日

幾春別川の水の色

以前幾春別川は春から夏といつも茶色だったが、数年前から5月過ぎる頃になると緑ぽくなって透明度も増すようになってきた(画像は6/13)。しかし今年の7月下旬からの雨続きで桂沢湖の水位が上がり過ぎてフル発電になってから、また茶色くなってしまった。だが湖の色を見るときれいな緑青。


これは発電や水道用の取水位置が湖の低い所から取っているから。証拠に水温は9/11で11.6℃と非常に冷たい。湖底に泥を沈殿させないように濁ってる水を優先に出してるとしか考えられない。沈した人やレスキュー訓練で泳いだ人は縮みあがってた(画像は9/9)。

2010年9月12日日曜日

I-cupを振り返る⑨~ラスト

ダウンリバーのビギナー部門は学生さんが殆んどで男子が16名、女子が11名ものエントリー。併走OKにしているが、セルフレスキューが十分でない人も多く、レスキュースタッフが一番頭を痛めるレースでもある。男子1位は鮫村(北大)、2位も北大の山田。3位は関根(旭川医大)。沈しても最乗艇してゴールまで頑張った選手に拍手を送りたい。

女子は1位今井(北大)、2位に菊池(岩教大)、3位に長田(北水)。一般の部は残念だが各1名でカテゴリー成立せず。女子はスタートした選手は沈しても全員がゴールした。男子は途中棄権4名いたからりっぱだ。今年は各大学とも新人が大勢入部して増えたようで、これからが楽しみ。



今年はぺアが4組エントリーして成立。1位に関東から来た幸重&諸墨(朝ビー)でダウンリバー中で最高タイムであった。2位の葛城&宇波(SOGC)は毎年新人のペアを代えての常連さんだ。3位には穂井田&内谷(ラピッヅ)。4位の菅原&七海(北大)も頑張った。




最後の閉会式は表彰の後、恒例の景品抽選会とジャンケン大会。1列になっているのは全員によるゴミ拾いで表彰式前にレスキューの岡田氏が指揮をしてくれた。今年も雨にやられずに、晴れるジンクスは続いている!




昨年より2割も選手が増えプラクティスをなくしたりもしたが、それ以上に選手もスタッフも素晴らしい協力で思った以上にスムースにできた。賞状書きに時間がかかるなど、細かい点やレスキュー体制で反省点がまだ多い。が、これだけビッグになってしまった草レース、されど国体予選も兼ねるI-cup!まさに皆が盛り上げ協力してくれるお陰です。

 第18回大会に協力頂いた多くの皆様、本当にありがとうございました!

2010年9月11日土曜日

I-cupを振り返る⑧

コンバインド女子の部カヤックは5名のエントリー、クイーンは学生を抑えて真下(ラピッヅ)、スラでの大差が優勝を導いた。前日のスラも1位で久しぶりの復帰の栄誉を称えて市長賞を差し上げた。2位はフリーではトップの帯畜の山本(チームJC)、3位は伊野波(酪農)次の加藤も腕を上げた。泉(北水)はダウンリバーで最速。


OC1は7名のエントリーで予想通りキングはクリーク佐藤(三笠)。スラではノンペナの147秒でコンバインド選手中最高ポイント(カヤックの1位より上)!2位にはフリーで高得点を上げた高木(ガンネル)、3位は僅差で国体カヤックスラコーチの神川。4位は木村(ガンネルズ)が健闘!、大沼の渡辺、紅1点の三浦(ガンネルズ)と続く。

OC2は3組でエントリー成立。キングは軽量の中2高木と少し重量級の須美ペア(三笠)が3種目とも高得点でゲット。2位に原(北水)&レオ(JC)ペアが食い込み、3位に最近やせた内田&三好ペア(三笠)。




今年はキングとクイーンの賞品としてゴールドTシャツをL、M、Sと2枚づつ6枚作り、CCが成立したりしたので、OC2もおまけにして全て差し上げた。レアなこのTシャツを着ていたら褒めて(冷やかして)あげて下さい。

2010年9月10日金曜日

I-cupを振り返る⑦

2日目はI-cupならではのコンバインド。特にフリースタイルではジャッジの井上氏が北海道トップの技をデモしてくれた。もう1人のジャッジの野露氏が得点の解説をしながら、連続技で高得点をあげるテクニックに観客席からはさすがという声と拍手が起きていた。



今年はCC1のポリも3名出場で成立した。CCキングは佐藤(北大)が、2位の橋本もフリーでは高得点で佐藤を破っている。3位の丸山(旭川)は還暦を過ぎても2日間フル出場でパワーに脱帽!何とダウンリバーでは佐藤よりも15秒早い。



K1ではビギナーも別カテゴリーとして、1位には中原(北水)がスラとダウンリバーで稼ぎ、2位以下は酪農ノースパドラーの福士、鷲尾、城戸、山岸と、スラはゲート不通過があるものの沈せずゴール。フリーではI-cupの瀬を果敢にチャレンジ、怖いもの知らずか?先輩にだまされてエントリーしたのか?2位の福士は中原よりフリーではわずかだが勝つ、ダウンリバーも遜色なし。カヌー歴1日とか数日とか申込書にあったので全く恐れ入った。

K1の一般の部では25名ものエントリー。キングをもぎ取ったのは藤崎(酪農ノースパドラー)、やはりフリーで大きい得点を取れる酪農が強く、2位も同じく酪農の馬蝶(まつなぎ)、3位からは何と北大の平野、西山、大西と続き6位に吉村(岩教育大)と酪農を脅かす他大学も力をつけてきている。吉村はスラではK1の最高ポイント、ダウンリバーの最速は同じく岩教大の戸谷。社会人も真下(ラピッヅ)、松井(旭川)と2名が頑張ったが、もっとI-cupの瀬で遊んでいる社会人もエントリーしてくれたらと期待する。

I-cupを振り返る~ウェルカムパーティ②

今年も樽ビールが出され、各クラブ、そしてクラブ間でも楽しく交流ができた。そのアルコールの入った中にも、翌日のためにクラブ代表とスタッフとのミーティングもしっかり行った。北海道らしいすがすがしい天気に恵まれての交流パ-ティであった。スタッフと選手の皆で手づくりの草レース、よく18回も続いている!皆様のお陰です。



2010年9月9日木曜日

I-cupを振り返る~ウェルカムパーティ

当初景品が不足ではということで追加購入したお陰で、たっぷり品数があった。勿論選手や各クラブ有志の方々からも多くの素晴らしい景品を頂き、選手も喜んでいただけたと思う。また今回は初めて井上ペアによる皆から持ち寄り品によるオークションを行った。カヤックやパドルなど格安でなかなかの品も出ていた。その売上の一部もトイレ基金に寄付があり、クラブとしても大いにありがたかった。

I-cupを振り返る~表彰式

恒例の1日目の夕方には表彰式とハズレなしの抽選会とジャンケン大会。競技艇スラで接戦だった女子2位のパルコが眼を潤ませていた。






男子カナディアンペアの1~3位。







特別賞の2本ともノンペナルティの3名。今は亡きササジーはポリカヤックの部、佐藤ミヤパンは競技艇カナディアン、ヤダマンは競技艇カヤック。






遠く関東から来たペアにご褒美

2010年9月5日日曜日

I-cupを振り返る⑥

オープンカナディアンのペアは空知川の落合の通称カナスラが最も賑やかだが、それに負けないエントリーの16。男子8ペアでは木内&私(三笠)の組が1位。2位にはセバスチャン&吉村ペア(岩教大)がタイムでは私らを1.5秒上回る最速だったがペナ12が響いた。3位には内谷&松浦ペア(ラピッヅ)がわずか5ポイント差。4位には中2の高木&コーチの神川ペア(三笠)が健闘。

男女8ペアも激戦で1位をゲットしたのは藤原(岩教大)&クリーク佐藤(三笠)ペア。何と男子ペアの我々とペナは同じく4だが、タイムを0.3秒上回っていた。クリークの卓越した技と藤原の若いパワーが光った。藤原は昨年も男女ペアで1位をとって、今年もカヤックなど制し、勝利の女神的存在となった。国体のワイルドウォーターの出場も決まり、黙々と練習を重ね本番の上位入賞を期待。

2位には約5ポイント差で幸重&諸墨ペア(朝ビー)で東京方面からわざわざこのレースのためにフェリーで来た。息の合った、そしてパワフルな漕ぎで年齢を全く感じさせない。諸墨氏は私と同年齢(幸重さんは?)。チーム名は朝ビールを飲むのが至福というクラブ。 3位は三浦(ガンネルズ)須美(三笠)ペアで1本目でタイム差は2位と殆んどないがペナで差をつけられた。4位には猪爪ペア、7位には三好&高篠(私の家内)と三笠チームも大健闘であった。またカテゴリーは違うが北大ペアがクローズドのCC2競技艇で華麗な技を見せてくれた。

2010年9月3日金曜日

I-cupを振り返る⑤

I-cupの華というべきオープンのポリ艇の部は予想通り、MCCのウルフこと須美がダントツの1位。2位は岩教大のカヌー部のリーダーのセバスチャン。どんころ野外学校でも活躍していた彼は残念なことにカナダの先生に戻るそう。3位は10ポイント差でレオ(チームJC)が。今回彼は賞品持参でベストスマイル賞という、大会で最も良い笑顔で漕いだ人を推薦してくれ、会長表彰させてもらった。新人三笠CCの藤嵜も1本目の沈を克服し2本目成績を残し笑顔のスタート。地元三笠に居を構え、どんどん腕を上げるだろう。

 軽量艇の部1位は当然のように三笠CCのクリーク佐藤が2本目完璧な漕ぎ(ノーペナ)とスピードでぶっちぎり。137.58ポイントは、早い競技艇カヤックの部16人中の9位に食い込む。2位には落合のラフトガイドの山ちゃんこと山口が10ポイント差で。不通過かどうか判定の難しいゲートで成績出るまでハラハラしていたよう。3位には7ポイント差でラスカル木内(三笠CC)、彼ら3名は誰が優勝しても文句ないライバルで漕ぎも美しく見事だ。
 
4位には30ポイントも離されて私が。同じくインフェルノ組のシゲさん(ガンネルズ)、inori(三笠)と続く。inoriさんも以前は「解説がうまいカヌーイスト」を返上して、漕ぎが確実に上達!
紅一点の三浦クミ(ガンエルズ)もスパークをガッツ野村から得て、どんどん力をつけている。今回カナディアンシングルは16名中半分が我等三笠CCのオジサン中心という濃い顔ぶれとなった。が反面若手を育てていないということは反省しなければと思ってる。

ササジー


遅ればせのI-cup報告④で旭川のササジーのことを書いた直ぐ後で層雲峡で亡くなられた。我がクラブのMさんと20年前の北海道国体のカヌー役員として一緒に活躍してたと聞いた。熟練した彼が命を落とすなんて信じられない。謹んでお悔やみ申し上げます。我々も再度安全確認して、慎重に行動しなければ。