2012年3月28日水曜日
桂沢スキー場脇の巨木巡り
15時になっても天気が良いので、下の幾春別川の桂泉橋からの画像の左のスキー場リフト終点から20分ほど登って巨木巡りに良い滑降コースはないかとミニツアーをした。右端の通称タケノコ山515mに向かって300m位で林道に当たる。川の正面右の白い沢のてっぺんから見たのが下の画像で、木が少なく滑りたくなるが、斜面にクラックが入ってる。雪崩常襲地帯か雪の動きが早く木が育たないのだろう。逃げてさらに左に200m林道を下りてから小尾根を下る。陽が当たった所はサンクラストして滑りにくいが西寄りはザラメで快調。しかし木が多いので避けるのが苦労、しかも細くて急で直ぐ深い沢になって消えてしまい、西側の尾根に逃げる。少し下ると先程の大回りしてきた林道に出てしまいガッカリ(今度は川の正面の尾根が木が薄そうなので、こちらを見てこよう)。そこからはスキー場に向かって送電線下をトラバースして巨木に向かう。沢を隔てて直ぐ向こうがスキー場なのだが、こんなところに数本のミズナラの巨木が残っている。かなりの老木で直径1m以上あるから300年以上の樹齢だろう。右奥のミズナラに近づくと下の画像のとおり、こちらのほうが太くて元気もあり、よく国有林が切らずに残したもの。すぐ近くに公園やスキー場があるのに見落としていたとしたら不思議。これ程の銘木は是非、三笠の宝として多くの人に見て欲しいものだ。夏には下の三笠遊園から以前NPOで作った歩道があるので10分程で見に来れるが、知られていないので今度看板を立ててあげようと思っている。振り返ると何と戦後スキーが賑やかだった頃の産物か?ジャンプ台の跡がカラマツ林にそのまま壊れずに残っている。
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