2011年4月30日土曜日

ダムコントロール

今年の三笠は雪少なく桂沢ダムの発電も絞り気味だったが、4/24に64mmも降って一気に水位が上昇。その日は1日で湖水位が1.5mも上昇し、最大流入量は208t/sも。5/1も雨が20mm程降っていて40t近い水が流入し、あと1m程で満水。毎日30cm位づつ上昇しているのであと3日も増え続けると去年同様ダム天端からの放流の可能性も。4月からの融雪時期の放流コントロールについては、判断が難しいことは承知しているが今年も担当者の読みが甘いと思っている。

昨年も雪少なく雪解けが遅いということで4月に10日も発電放流ストップした後、一気に融雪増水して5/6に緊急天端放流した。桂沢上流の雪の量は毎年多い少ないはあっても、年間通すと流入する水の量は毎年ほぼ一定と安定しているということをダム関係者や電源開発の方々から聞く。それで夏場の灌漑用水や水道も節水することがあまり無く、水には恵まれている。

なぜダム天端放流がいけないかというと、下流での急激な増水による氾濫の危険は勿論だが、天端からの放流は発電機を通らない勿体無い(電発にとっても北電への売上にならない)放流といえる。それより私らカヌー愛好家にとっては折角岩を積んでできた瀬(プレイスポット)が流されてしまうことだ。昨年の緊急放流では3倍の水量が流れ、袖の岸が流失し、人力や重機で夏と冬に修理したが、また今回もその恐れがあり心配である。今の雨が2日間続く予報だが、少ないことを祈っている。

2011年4月22日金曜日

雪解け進むが・・・


















暖かさがイマイチ。一つ前の書き込みと20日撮った写真を比べるとほとんど雪はなくなったがスキー場はまだ半分以上。桂の樹の新芽が赤くなったが葉が出るまでまだまだ。


幾春別川の放流の水も雪解けで茶色になってしまった。上流の積雪量が少ないそうで昼間のみ12t/sの放流だが、電源開発によると5/8のフルタイム灌漑放流スタートまで絞って放流しているそうだが満水まで行くか厳しいと言っていた。

2011年4月14日木曜日

ようやく春らしく

札幌も三笠市街もとっくに積雪0になっているが、この辺りはまだ雪のほうが多い。ご覧のようにスキー場も4/3にクローズしたのにまだまだ滑れる。幾春別川のI-cupの瀬横のクリの木までは3月に除雪したので車は入れるが芝生は真っ白。



それでも家の裏のコブシの木の周りからやっと地面が顔を出し福寿草が咲き出した。そろそろカヌーシーズンだが、今年はまだ初漕ぎすらしていない。先週はテレマークスキーの大会に出てた。 来週末こそ初漕ぎだ。

幾春別川ゲート設置予定

幾春別川のゲート使用届を河川事務所に今年も申請した所、受理されました。申請書の通り、桂泉橋の上下流約250mで開始は4/10となっていますが、クラブの総会の翌日4/24から張っていく予定です。終了は10/20までとなっていますが、9月以降は放流少なくなるので早く終了するかも知れません。ゲート設置でのポールやワイヤーは仮設物という扱いだそうです。河川は自由使用と聞いていますが、他の自然観察や魚釣りの方から苦情が来たら、撤去も有り得るという様に言われています。それでも10年以上この申請書によって期間中ゲートを設置させて頂いているということはありがたいことです。

2011年4月12日火曜日

幾春別川 瀬修理

1ヶ月程前、河川事務所から護岸修理の維持工事が出たので瀬の修復ができた。昨年急激な融雪でダム天端放水で発電放流の3倍の量が流れ、護岸や人工の3つの瀬の袖の部分が流失してしまっていた。カヌー仲間の協力で2つ目のI-cupの瀬はかなり修復したが、今回重機を入れて大修理ができた。

(画像は1段目の瀬で右岸の流失した袖と護岸を盛っている所)

皆から頂いたレンタルトイレと修理の基金から巨石を購入する予定だったが積雪期で手に入らず、仕方なく周囲の流失した石を集めたので、強度が少し不足。天端放水があると流される可能性あり。しかし3つの瀬の袖は幅広く、厚みを持たせ流失しないよう工夫したつもり。(画像は1段目の瀬で流失した石を詰め、嵌め込みながら固めている所)


水の流れる中央部は1段目のみ積み直した。やはり石が小さいのと嵌め込み不足で左岸寄りの60cm程度の石が10個ほど流失してスロープ気味になって、その部分返しができなかった。その後放流停止時に人力で石を除けると返しが繋がった。が、V字になった頂点で艇が流されるかは未確認。(画像は放流12t/s)


2段目のI-cupの瀬は両岸とも幅を増やせた。右岸側はフルの22t(画像)ではわずか上を水を流れるので、近いうちに手積みで石を積めその上を植生を載せれば快適な見学場所になる。



3段目は両岸とも袖を高く積み直す。ここの水位が上がると直ぐ上のI-cupの瀬に影響が出るので、放流幅を広げるため右岸の巨石を1つ取り去ったがどうだうか?もう少し広げないとまだ水位が上がり気味? 今春雪解けが始まり発電開始されたが冬の積雪が例年より少なく、発電量は少な目と電源開発から聞いているが、昨年のようなダム天端放流が無いことを願う。