2018年9月5日水曜日

葦舟つくり

9/1~2桂沢湖畔で葦舟つくりと試乗を手伝った。講師は主催は三笠の夢委員。講師は葦舟で1万㎞以上航海し、各地で葦舟学校を催して古代人の文化を伝える石川仁航海士。
昨年に続いて2艇目に挑戦。参加者の手際も良くなって、昨年より大き目だが早く完成。子供達も葦を締め上げるロープ操作もしっかり手伝っていた。今年は昨年の経験と見本もあるので、やりがいがあったのであろう。


浮かべた葦舟は水を吸って喫水が下がるが安定して結構ぐらつかず。その分動きは遅いがカナディアンカヌーに乗り慣れている人なら十分に操船可能。ただし川下りの早い流れ今年は昨年の経験と見本もあるので、やりがいがあったのであろう。は厳しそう。カヌー、モータボートの試乗も含めて参加者約60名を順に乗せ、2時間半はかなりの仕事量だったが大人も子供も大満足で来年も体験したいと言っていた。


幾春別川カップ2日目


今年は順番を変えてダウンリバーからスタート。K1競技艇最速は粂(北水)がスラで優勝を譲った悔しさをぶつけた。2位は100分の4秒差で磯部(北大)が。女子は富沢(帯畜)が越智(北大)を1秒差でかわす。ポリK1男子は河嶋(北大)が河合(北水)をわずかに上回る。ポリK1女子1位の栗原へは、リフレックス艇は早いから勝てる筈だから頑張れと伝えた通り、それにパワーを載せて2位に10秒以上の差をつけた。


OC1は本州から来てラフトガイドであった伏兵の早川(ラピッヅ)が佐藤雅彦を引き離して優勝。力強いパドリングが流石。2~4位は0.7秒以内の僅差というオジサンたちの漕ぎも見事。OC2男子ペアは福島・山口組、女子組は保井・石垣(帯畜)が優勝。男女MIXでは早坂ペアが諸墨・幸重ペアをかわして勝つ。
      
ダウンリバーのビギナーではゴール前に3旗門設けてスラの要素も入れるサービス。そこでは声援が盛り上がり、無理してくぐろうとしてゴール寸前あるいは瀬を越えれずに沈脱してしまう悔し涙の男子が7名、女子が1名。中にはゴール寸前で起き上がった、あるいは顔が上がってゴールOKが2名。リザルトでK1男子はスラ一般にもエントリーした澤田(旭医)が最速ノーペナで1位。女子は白山(旭医)がノーペナで勝つ。わずかに岡本(帯畜)がペナで2位に甘んじた。最速は笠井(北大)だったが不通過が惜しかった。

  

昼からのフリースタイルは今回コンバンドの組み合わせから外れたので、エントリー数が少なくなった。その分1回の試技タイムを45秒と昨年より15秒増やしたので選手からは余裕ができたと喜ばれた。
  
ポリK1男子は東海林(旭医OB)が最高ポイント。女子は深田(北大)が。OC1は早川(ラピッヅ)、OC2は北島・栗原のMIX組が1位をとった。
K1の上位選手はスピン以外にも技を繰り出し、回転数で掛け算となるので高得点をたたき出し見事であった。

OCはサイドサーフィンが決まれば良しといった感じで、エントリー直後に沈という艇もあり、技が少しでも出せるロッカーのある艇でエントリーして欲しいという声が多かった。
    
注目のコンバインドはK1キングが河嶋(北大)、K1クイーンが田中あかり(旭医)、OC1キングが佐藤雅彦(三笠)、OC2キングが山口・福島組がゴールドTシャツをゲット。

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今年もコンバインドの変更、2日目のダウンとフリーの順の入替など運営をスムースにするために改良した。またゴールタイムを昨年からPCを駆使して計測、さらにジャッジでのペナをスマホを使ってスピードアっプした。お陰で少しリザルトミスがあったものの、進行は予定時間通りにできた。

我々メインスタッフも高齢化してあと4回の30回大会あたりで息切れしそう。早く若手に譲ろうと簡素化、ネット化がだいぶ進んだ。ジャッジやレスキューも応援の社会人や参加の学生さんボランティアに助けられた。さらに若手学生OBクラブができて準備から競技そのものの運営をより応援をしたいと言ってくれて、早く任せたいと思っている。私も近くにいる限り、地元の対応はまだまだできるが、大会そのものを仕切ってくれるとありがたい。
 今後ともこの大会を楽しく、盛り上げて頂くことを期待して、参加、協力、協賛された全ての方々にお礼を申しあげて報告とする。