2011年9月16日金曜日

幾春別川カップ実況5

カナディアンペア
午後からは大会で一番盛り上がるカテゴリーだと思う。北海道はカナディアンが似合うし盛んである。ペアで息があった美しい漕ぎは魅了される。ゲートを落として息が切れそうになっても漕ぎあがり、観客からの拍手で元気を取り戻したりと、選手も見ているほうも楽しめる。

CC2スラ競技艇
競技艇の部は2艇しかエントリーしかなかったが1位は伊美・尾田ペア(ラピッツ)が北大の若手らを10秒、ペナも6上回って勝つ。スピード感のあるかつ華麗なこの競技がもっと増えてくれることを望む。




OC軽量艇
軽量艇の部も2艇。2本目ペアでは最速賞の154秒、ペナを入れてもダントツの池野谷(ガンネルズ)&内田(どんころ)が1位。
木内&私(三笠)も同じ五嶋氏作のシーソラプチ号で最速を狙っていったが、気負いすぎたのか縦ゲートを失敗して、2本目はさらに沈という良いところを見せなくて悔しい思い。

OC男女ペア
優勝はシングルでも1位の佐藤(三笠)が成定(北大)と組み2位を大きく引き離す。1本目は何とペナも2。2本目は気を抜いたのか2本ゲートを落とすが、昨年に続き若い学生のペアを見つけて、しっかり優勝を取っていくのは流石。



2位は昨年に続き関東から来て頂いた幸重&諸墨(朝ビー)。2本とも1本づつゲートを落として残念そうだったが、いつも確実にコース取りもうまく、長年のテクニックが冴えている。特別賞として市教育長賞を授ける。



3位には猪爪ペア(三笠)が1本目3ゲート落とすが、2本目は不通過無しは見事。何時も本番に強いペアだ。4位には阿野&三好(三笠)。
以下皆2本とも沈せず、タイムをしっかり残していた。相変わらず学生さんはあまりスラには向いていない艇での参加もあるが、若さで各ゲートを少しでも落とさないように回している根性はりっぱ。


OC男子一般
優勝は高木&須美(三笠)。高木は中3で身長も急に伸び、体力もついてきた。いつもはカヤックだがカナディアンやフリースタイルも果敢に挑戦しだした。須美のパワーは相変わらず素晴らしい。スターンで艇をコントロールしながらも、グイグイ加速を上げて行く見事な漕ぎだ。




2位の内谷&山口は1位に4秒及び2ペナの差で・・・。写真のとおり、左漕ぎ同志で、ご覧のように2人とも右の強いクロスを同時に決めている!




3位には山本&毛利(山水)が。当初村上(北水)の予定だったが急遽、東北から帰ってきた山本に交代したので、男子ペアのまま出場。2本目タイムは1位だったがペナで後退した。
4位の権&冨樫(北大)は特別賞として半沈賞。沈しそうになりながらも何度もこらえて1本目はしっかりゴール。

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